
デリヘルを開業にするには「届出」を出す必要がある
デリヘルを無許可で営業すると風営法違反で逮捕されてしまいます。
また、届出書がないと、営業サイトに広告を出すことができません。
デリヘル開業の要ともいえる営業の届出についてお話します。
まずは基本情報から・・・

実はデリヘルは「許可制」ではなく「届出制」なんです。
デリヘルの許可は、正式には「無店舗型性風俗特殊営業」といって、風営法の中でも一般的なキャバクラやスナックなどの許可ではなく、届出という体裁を取っています。
なぜ許可制ではなく、届出制かというと、男女の性というデリケートで、かつ不可避な問題を扱うため、許可制だと国家が真正面から性風俗を認めてしまう(許可する)形になるため、届出という体裁を取っているのです。
では、次は実際に「届出」を出す際の流れです。
「最初が肝心」できれば行政書士さんに頼む
少しお金はかかりますが、専門家に頼むことによってスムーズに届出が進みます。
行政書士の判子が押してあるだけで警察サイドも安心なんですね。
届出を出す工程は結構手間がかかるので、専門家に頼むことをお勧めします。
届出を出す際に必要なもの
- 届出人の運転免許証&住民票
- 事務所の契約書大家さんの使用承諾書
- 事務所の図面
- ネット広告で使うHPのドメイン
- 営業で使う電話番号
※届出を出す都道府県によって多少差があります。
※専門家、所轄の警察署にしっかり確認してください。
1.大家さんの使用承諾書について
物件の持ち主から「デリヘルで使ってもいいですよ」という使用承諾書をもらわないといけません。所轄の警察署か行政書士、物件の持ち主のいずれかに準備してもらえます。
後々、屋号や電話番号を追加する時、待機室を新たに設ける時、事務所のレイアウトを大幅に変える時等も「変更届」という書類を出すことがあります。
その「変更届」を出すたびに使用承諾書がいる場合があるので、物件の契約時にスペア含めて3枚ほどもらっておくほうが良いでしょう。
2.HPの製作について
貴方が特殊なスキルを持っている場合を除いて、HPの制作会社に頼むのがいいと思います。
ドメインの取得からHPの製作、管理まで一貫して行ってくれる会社もたくさんあります。
最近だと、テンプレートを使ってHPを作ってくれる会社もあり、その場合だと実用的なH Pをリーズナブルに作ってもらうことができます。
テンプレート式のHPのデメリットとしては、SEOに弱く、中々検索順位が上がりずらいことです。
ですが、最初の方はどんな作り方をしてもGoogle検索などで上位に来ることは難しいので、最初は安くでHPを製作し、売り上げが安定してから「しっかりHPを作り直す」のがいいと思います。

3.電話回線について
営業で使う電話は普通の固定電話で構いません。
事務所のネット回線を契約するときに一緒に申し込みましょう。
ここまで進めばほぼ開業準備は完了です。
ここまで進めばほぼ開業準備は完了です。
届出が受理されれば実際に営業開始です!
ここからは実際にお金が動きますので、しっかりお店を回して売り上げを作りましょう。
運営についてまとめた記事がありますので、参考にどうぞ。