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デリヘルでも使える!【ビジネスの法則12選】

デリヘルでも使える!【ビジネスの法則12選】

今回はデリヘルでも応用ができる、有名なビジネスの法則をご紹介します。

ご紹介する法則は、いずれも先人たちの知恵や経験則をまとめたり、それを新たにビジネスシーンに応用したものです。

仕事上の決断を下す際に役立つもの、人材育成に生かせるもの、ユーモラスなあるある系のものなどがありますが、すべてビジネスパーソンなら知っておくべき鉄板の法則ばかり。

日々の業務に取り入れるのはもちろん、社員ミーティングやクライアントとの交渉時の話のネタとして活用してみてはいかがでしょうか?

1.パレート(2:8)の法則

「物事を構成する要素が全体に占める割合には偏りがあり、複数要素のうち一部で全量の大部分の割合が占められている」

これはイタリアの経済学者パレートが語った「寡占」に関する言葉です。

例えば「この社会の富の8割は、2割の富裕層によって占められている」などというときに使われます。

パレートの法則は主に、【マーケティング・営業・人材育成】に応用できます。

例えば

  • 「売り上げの8割は全顧客の中の2割が作っている」
  • 「売り上げの8割は全体の中の2割の女性が作っている」
  • 「全営業社員の中の2割が売り上げの8割にあたる予約電話を取っている」

というもので、上位2割に力を入れるほうが効果的だとする考え方です。

2.1:5の法則

この数字は既存顧客と新規顧客それぞれに要する統計的なコスト比を示しています。

つまり、新規開拓のためには、既存顧客に対する5倍のコストが必要だということです。

既存顧客は今後、継続して商品購入やサービスを利用してくれるリピーターやロイヤルカスタマー(熱狂的なファン)になってくれる可能性があるので、既存顧客との信頼関係を構築することが費用対効果の点で大切だとする考え方です。

ただし、新規顧客の開拓なしには会社の事業が発展しないので、1:5の法則を考慮しつつ新規顧客と既存顧客のバランスをうまく取る必要があります。

デリヘルは電話のみの受付ですが、いい加減な対応をしているとリピーターが作れません。

いつまでも広告費に頼って新規客ばかり狙っていてはいつまで経っても利益は残りません。

既存のお客様は大事にしないといけませんね。

3.ハインリッヒ(1:29:300)の法則

仕事にミスは付きものです。

ですが、ミスも積み重なれば取り返しの付かない大事故にエスカレートすることがあります。

そうした労働災害を経験的に示すのが、ハインリッヒの法則です。

これは、【重大な事故:軽微な事故:ヒヤリとする出来事】【1:29:300】の割合で発生しているというものです。

また、これらは重層的であり、「1つの大事故」の裏には「29件の軽微な事故」が起きており、29件の軽微な事故の裏に「300件のヒヤリとする出来事」が隠れていることを示しています。

例えば、コンパニオンに対してを300回対応を間違えると、そのうち29件コンパニオンが怒り、1人のコンパニオンが辞めてしまいます。

辞めたコンパニオンが人気嬢だったらゾッとしますよね。

ヒヤリとした出来事が起きてからしばらくは気をつけていても、しばらくすると忘れてしまいがちです。

それが積み重なると、軽微な事故や大事故につながります。

「ヒヤリとした出来事」の段階で危険の芽を摘んでおくことが大切です。

4.ジラード(250)の法則

「250」という数字は、アメリカのトップセールスマンだったジラードが常日頃より意識していた数字です。

どんな人でも250人くらいの人とつながっているものであり、1人の顧客を怒らせると250人が敵に回るというものです。

「腹が立った」「もう用はない」などと短絡的に考えて顧客との関係を悪い形で断つと、巡り巡って多くの人間を敵に回すこととなる、だから顧客を怒らせてはいけないという教えです。

デリヘルは元来口コミが広がりにくい業界です。

それはこっそりデリヘル遊びをする人が多いからです。

ですが、どのような形で悪評が広がるかわかりません。

特に、コンパニオンやドライバーは他店に移籍した際に前のお店のことを悪く言ったりするものです。

人との付き合い方は気をつけないといけませんね。

5.マズローの法則

この法則は、アメリカの心理学者マズローが唱えた自己実現論に基づいています。

これは別名「5段階欲求説」とも呼ばれ、人間が感じる不安や葛藤の種類に応じて、

下位から

  • 生理的欲求
  • 安全欲求
  • 社会的欲求
  • 承認欲求
  • 自己実現欲求

の順に段階化して進むというものです。

一度満たされた欲求は次回以降、モチベーションにはなりません。

一般的に社会的欲求の段階までは、「食欲・睡眠欲」「安全に寝られる場所が欲しい」「友人、恋人が欲しい」など己の外側に欲求を求めますが、自己実現欲求に至る頃には「自分の存在を認めてほしい」「自分の可能性を最大限発揮したい」と自分の内側に欲求を求めるようになります。

ビジネスにおいては、初めは給料や休日に関する欲求だったとしても、それが満たされていくと今度は自らのキャリアを充実させ、会社の内外で認められるようになりたいという考えに変わっていくものでしょう。

会社としてはこうした点を考慮し、「やりがい」や「動機付け」に配慮した人材育成を行うのが良いでしょう。

6.ピーターの法則

「名選手、名監督にあらず」という言葉がありますが、まさにこれがピーターの法則です。

アメリカの教育学者ピーターの指摘は簡単に言うと、こういうことです。

「優秀な人は順調に出世していくが、自分の能力の限界のところでストップする。それまで『優秀』と言われていた人はその段階で『無能』に変わる。だから上司は『無能』ばかりなのだ」

確かに営業マンとしては優秀でも、管理職には向いておらず、部下から疎んじられている人がいます。それがピーターの法則なのです。

この法則を打破するためにピーターは「創造的無能」という働き方を提案しています。

あえて昇進しないようにして、自分が有能さを発揮できるところにとどまり、成果を上げるというものです。

周囲が出世していくと取り残されるような不安を感じるかもしれませんが、1つの生き方として参考になります。

7.ランチェスターの法則

もともとは1914年にイギリスのエンジニア、ランチェスターが発表した戦場における数理モデルのことです。

100年以上経った現在では、そこから派生した「戦略」として主にマーケティングの分野で使われています。

具体的には「弱者の戦略」「強者の戦略」の2つがあり、「弱者」は市場でのシェアが第2位以下の企業、「強者」はシェア第1位の企業です。

弱者は強者と同じ戦略を取っていても勝てません。

そこで、差別化戦略によって強者の目が向かないニッチな分野で独自のブランドを確立し、シェア第1位の獲得を目指します。

一方、強者のほうは弱者がブランドを確立しようとしているところにすかさず圧倒的な戦力を投入し、差別化戦略を封じ込め、市場を支配します。これが強者の戦略です。

大手は大手ならではの、個人店は個人店にしか出来ない戦略で戦うことが重要ですね。

8.マーフィーの法則

アメリカ空軍でエンジニアをしていたマーフィーが唱えた「経験則」で、「失敗する余地があるなら、失敗する」「落としたトーストがバターを塗った面を下にして着地する確率は、カーペットの値段に比例する」といったユーモラスなものです。

日本でも「普段は空車のタクシーをよく見かけるのに、いざタクシーを拾おうとすると空車が1台も来ない」「満員電車で自分の立っている前の席だけが空かない」などとオリジナルのネタが追加され、1990年代初めに流行しました。

マーフィー自身は答えを用意しています。

「トーストとカーペット」を例に挙げると、答えは「カーペットを安いものにしておく」というものです。

つまり危機管理の方法論の一種で、常に最悪を想定して動き続けることで、最悪の事態が起きたときの被害を最小限にとどめようという考え方です。

デリヘルで応用するなら

  • もし、この予約がキャンセルになったらどうしよう
  • 今、予約の電話がなったらどの子を勧めようもし、
  • 今日暇だったら女の子のフォローはどうしよう

などのことを予め想定しておくことでしょうか。

9.ピーク・エンドの法則

近年、人の心の動きに注目した行動経済学が人気になっています。

なかでもアメリカの心理学者カーネマンは「あらゆる経験の快苦は、ほぼ完全にピーク時と終了時の快苦の度合いで決まる」という理論を提唱しました。

言い換えると、全体的に苦しくても最後に「楽」の部分を味わうことで、苦しみが小さく感じられるということです。これがピーク・エンドの法則です。

例えば、レストランに入ったときに店員の接客態度の悪さに気分を害していても、最後に店を出る際に丁重にされると、「まあ悪くはなかったな」と感じてしまいがちなのが、その例です。

このことは営業やマーケティングの構成や戦略を考える上で役立ちます。

つまり、最後に向けて尻上がりに満足度が上がるように構成を組み立てることで、クライアントや顧客の納得感を向上させることが期待できます。

「終わり良ければ全て良し」ですね。

10.一貫性の法則

「人は自分の言動に一貫性を持ちたがる」これが一貫性の法則です。

例えば、テレビでサッカーの試合を見ていて、全く知らないチーム同士が闘っているときに、どちらかのチームを応援したくなるときがあります。

そして、応援したチームが試合に勝つとうれしいし、負けると悔しい気持ちになります。

それは「一度決めたことを最後までやり通そうとする」という一貫性の法則が働くからです。

この法則はセールスの現場でよく使われます。

例えば、英会話の教材を販売している人が「英語に興味がありますか?」と尋ね、客が「はい」と答えると、「英語が話せたらいいですよね」「就職や転職のときも英語が話せると有利ですよね」などと相手が「はい」と答える確率の高い質問を重ねていきます。

この「Yes」の積み重ねがポイントで、その後で英会話の教材の話をしても、客は一貫性の法則から「No」とは言いづらく、少なくとも話を聞いてもらえる確率が高くなります。

電話受付でも「小さいYes」をたくさん取っていくと予約の制約確率は上がります。

11.ピグマリオンの法則

これは「教師期待効果」とも呼ばれる教育心理学の一法則で、「人は他者に期待されるほど意欲が引き出されて、成績が向上する」というものです。

実際の実験では、「この子たちは必ず成績が伸びる」と無作為に抽出された生徒らに関して説明を受けた教師が、その期待に応えるべく指導に取り組んだところ、本当にその生徒らの成績が伸びたという結果があります。

これはビジネスの世界では「ピグマリオン・マネジメント」と呼ばれています。

つまり、強い期待感を社員やコンパニオンに伝えると、その期待に応えようと頑張るというものです。

その場合、日頃から期待に応えたがっている社員やコンパニオンを選ぶのがポイント。

期待がプレッシャーになってつぶれてしまいそうな人を選ぶのは逆効果です。

12.カラーバスの法則

「カラーバス」とは「色を浴びる」という意味です。

カラーバスの法則とは、「強く意識していることほど、それに関係する情報が自分のところに舞い込んでくる」というものです。

例えば、「欲しい車」ができると、街中でやたらその車が目に入ってくるものです。

ビジネスにおいては、目標を毎日強く意識していると、その目標に関係する、それまで見えていなかったさまざまな情報が見えてくるようになります。

「意識が変われば習慣が変わる」というのもカラーパスの法則ですね。

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