忙しい日に起こる迷惑話

ある週末の話です。
デリヘルスタッフの「Aさん」はバタバタと予約の電話が鳴る中で、一件の予約を取りました。
その予約というのは「ビジネスホテルX」への派遣オーダーでした。
忙しくて待ち時間があったので、受付をしてから1時間後の案内時間を伝え、電話切りました。
そして、1時間後、ドライバーから「ビジネスホテルXに女性を送りました。」という連絡がドライバーからありました。
Aさんは「時間に間に合ってよかった」と思い、ドライバーに別の女の子のお迎えに行ってもらいました。
その5分後、ビジネスホテルXに向かった女の子から電話がありました。インコールかな?と思って電話に出ると、「今、○○号室の前にいるんですけど、お客様が出てきません。」
あれ?なんでだろう・・・
「わかりました。シャワーでも浴びてるのかも知れません。
こちらからも電話してみますので、部屋の前でお待ちください。」と伝え、お客様に電話しました。
「プルルルル、プルルルル、プルルルル」何度電話してもお客様は電話に出ません。
結局、そのお客様とは連絡が取れませんでした。
ドライバーも他の女の子のお迎えに行っていたため、すぐに戻れなかったそうです。
実際にホテルに行った女の子からしたらたまったもんじゃないですよね。
でも、この手の話はデリヘルあるあるで、似たような経験がある方も多いのではないでしょうか?
ここで学ぶべき点はいくつかあります。
案内時間が30分以上先の場合は念押しする
デリヘルに電話してくるお客様のほとんどが、「今からの利用」を考えています。今からの利用を考えているお客様が待てる時間は30分くらいのものです。
それなのに、「1時間待ちます、2時間待ちます」というのは怪しいと考えるべきです。
もし、30分以上の待ち時間でも待つと言われたら、
- 「少し先のお時間ですが大丈夫ですか?」
- 「人気の女の子なので、予定の変更はできませんがよろしいでしょうか?」
- 「この時間になると寝てしまわれる方も多いのでお気をつけください」
- 「もしもの場合はキャンセル料をいただく形になりますのでお気をつけください」
などと、お客様にも「真剣に待っていてもらう」ことが大事です。
それがなければお客様からしたらただの遊びなのです。
案内前に一度電話を入れる
案内前にお客様に電話を入れ、「後○分で到着するのでご準備お願いします」などと伝えておきましょう。
これで「お客様が起きているか」を確認でき、お客様も心の準備ができます。
お客様は「いつ来るんだろうか?」と思いながら待っておられます。
到着時間の電話は意外と心象が良いのです。
到着時間の連絡をドライバーから入れるようにしているお店もありますね。
ドライバーに「インコール待ち」をしてもらう
少しドライバーに余裕ができたら、念のため、インコールが来るまでその場で待ってもらいましょう。
マンションでもお客様が出てこない場合やホテルが違う車に忘れ物をした
など、女の子が戻ってくることがあります。
僕のやっていた店の場合「100件に1件」くらいありました。
ちなみにこういうトラブルがあった場合「ドライバー待たせとけよ」と女の子は思うものです。
他に向かってもらってるドライバーを戻すのはかえって段取りが悪くなりますので、念には念をいれましょう。
常に最悪の事態を想定することが大事
もし、このお客様が出てこなかったらどうするか
これは案内するたびにシュミレーションしておかなければいけません。
- ドライバーの手配
- 代わりのオーダーのこと
- 女の子になんて説明するか
ここまで考えておきましょう。
