
いつも「デリヘルの辞書」を読んでいただいてありがとうございます。
今回は、ついつい陥ってしまいがちな貧乏人マインドについてのお話です。
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何にでも文句を言ったり、否定的な人がいます。
仕事は本気で頑張れば成果は出ます。
それなのに「出来ない」という人は考えが甘いのかもしれません。
「何かを無料プレゼント」→「これは罠だ」と非難をする
「少額投資で大丈夫」→「じゃあ、儲からない」と文句を言う
「多額の投資が必要」→「そんなお金はない」と文句を言う
「新しいことに挑戦しよう」→「経験がないから無理」と諦める
「伝統的なビジネスだよ」→「じゃあ成功しないね」と却下する
「新しいビジネスモデル」→「ああ、MLMか」と決めつける
「店を経営してみたら?」→「自由がなくなる」と主張する
「起業してみたら?」→「プロじゃないから無理」と拒否する
ジャック・マー アリババ創設者
何かを出来ないと言う人はイコール「それが出来ない今の自分のままでいい」と思っているということです。
できないと言う人は一生貧乏人
自分で経営していたデリヘル店での話です。
当時、お客様の入りが1日平均30本くらいの店でした。
そこで「1日平均50本を目標にする」ことにしました。
そこからしばらくして、部下の一人から「スタッフみんな50本は無理だと言ってます。もう少し現実的な目標にできませんか?」と言われました。
私は唖然としました。
と、いうのも私が独立する前に店長をしていたデリヘル店は「1日平均80本」お客様が入っていたので50本の目標はかなり現実的だったのですが、スタッフにはその水準の客数に馴染みがなかったので現実的に感じれなかったのです。
私「なんでできないと思うの?」
部下「スタッフが足りなくてこれ以上は手が回りません」
私「本気で言ってる?」
部下「本気です。無理だと思います」
このようなやりとりがあったのですが、とりあえず頑張って見て欲しいと伝え、普段の業務を改善しながら続けました。
すると、1日平均50本は3ヶ月で達成しました。
今では1日平均100本くらいは入っています。
そこそこ名のあるお店の方に見られると恥ずかしいような話ですが、実際の話です。
なぜその時、スタッフ達が目標を達成できないと思ったかと言うと「やったことがない」から。
【やったことない=出来ない】と思い込むんですね。
「今の自分は精一杯やっている、これ以上は出来ない」と思っているから上記の発言が出てくるのです。
出来ないと言っていては出来るはずがありません。
目標を達成した彼らが、1日平均30本のお店を任された時は、今ならきっと1日平均50本のお店を作ることはできるでしょう。
飛べないバッタの話があります。
バッタを蓋のついたバケツへ入れておくと、バッタは蓋を外しても蓋以上の高さに飛べなくなるそうです。
長時間バケツの中にいることで「自分のジャンプ力の限界は、この蓋の高さまでなんだ」と、バッタは思い込むそうです。
これは人間でも当てはまりますよね。
人間は自分で蓋の高さを決めるのですが・・・

■売り上げを上げるには
- 単価を上げる
- 客数を増やす
単価を上げるには「ロングコースを増やす」か「料金自体を上げる」かどちらかです。
ロングコースを増やすなら、お客様がロングコースを頼みたくなるようなシステム作りが大切です。
「割引は90分以上のみ」などのイベントを考えたり、電話でコースアップの提案ができるとすぐに反響があります。
同じように、客数を増やすためには「仕組み」を考えましょう。
客数を増やすということは、月に1回しか来ない人に月に2回来てもらえるように、週に1回しか来ない人に週に2回来てもらえるようにすると言うことです。
■客数を増やすには
- 案内できる女の子を増やす
- 問い合わせの電話の件数を増やす
- 電話受付の成約率を上げる
案内できる女の子を増やすためには「女の子の数・出勤数・出勤時間」が重要です。
女の子が増えやすいようなお店作りが必要です。
問い合わせの電話を増やそうと思うと「広告費を増やす」「女の子の売り出しの見直し」「イベントの見直し」などの対策が必要です。
電話受付の制約率を上げるために、トークスキルを磨きましょう。
■在籍の女の子を増やすには
- 新人の入店率を上げる
- 入店した女の子の定着率を上げる
- 女の子が長く働ける環境を整える
新人の入店率を上げようと思うと「求人広告の見直し」や「スカウトマンに協力してもらう」ことが大切です。
入店した女の子の定着率を上げるためには「稼ぎ」や「待機室」なども大事です。
長く女の子が働けるように一人ひとりの女の子を大事にしましょう。
■女の子の出勤を増やすには
- 在籍の女の子を増やす
- 出勤するための理由を作る
- 出勤したくない理由を無くす
出勤を増やそうと思うと、在籍の女の子がしっかりいないと話になりません。
上の章の話に戻りますが、女の子が辞めないように丁寧に定着率を上げましょう。
出勤するための理由は「出勤すればするほど稼げる」とか「毎月○日はイベントするのでボーナスが出る」などです。
逆に出勤したくない理由は「出勤しても稼げない」「スタッフの○○さんが嫌いだから出勤したくない」などです。
■女の子の本指名を増やすには
- 女の子に指名の大切さ(メリット)を伝える
- 女の子に今、どれくらい指名が取れているか伝える
- 本指名の平均水準を伝える
勝手にリピーター様が来てくれれば楽なモンですが、実際はそこまで甘くありません。
本指名を取るコツは「本指名を取ることを意識する」ことです。
どんな女の子でも「本指名取ってね」とお願いすると、次の月には絶対増えます。
それは本指名を取ることに意識がいくので、自然と、次に繋がる約束をしたり、お客様を見送る時の態度が変わったりするのです。
実はそんな些細なことで本指名が取れることをみんな気付きません。
そもそも、よっぽど暇な店でなければ本指名を取らなくてもそこそこ稼げてしまいます。
なので、本指名を取らないといけないという危機感を持てないのです。
危機感がない状態で本指名を取ってもらうには「メリットを伝えること」と「他の女の子に比べてどれくらい指名を取っているのか」と「自分はどれくらい本指名が取れるレベルなのかを教える」ことです。
自分に取ってのメリットと、周りと比べた時の基準を分かったら、自然とモチベーションは上がってきます。
女の子が本指名を取ってくれれば、【お店はラク・女の子は稼げる】とまさにWIN-WINですよね。
ぜひ、正しい方向に導いてあげてください。
