
デリヘルドライバーの面接で見るべきこと
一流の面接官は、ドライバー面接の時に、どのような点を見るんでしょうか?
面接の際のチェックリスト
- 喋り口調
- 履歴書の内容
- 乗っている車
- 前の店を辞めた理由
それではひとつひとつ解説します。
喋り口調
まず、「挨拶ができるか」「丁寧な喋り方か」などの基本的なところをチェックします。
やはり、カンに触る話し方をする人は追々トラブルになったりします。
高圧的な喋り方、乱雑な喋り方の人は採用を控えましょう。
履歴書の内容
まず、職歴を見ます。
昼間のお仕事をどれくらい続けているか(あからさまに転職が多くないか)、何系の会社に勤めているかを見ます。
仕事が続かないタイプの人は本人に問題がある可能性が高いです。
後は、会社勤めの人の方が勤務態度が真面目な傾向があります。
履歴書の内容をあまり省略して書いてあると「適当な人なのかな?」と思ってしまいます。
乗っている車
ドライバーは自家用車の持ち込みでの勤務となります。
乗っている車を聞いて、採用した場合に「乗り心地がいいか」「荷物がちゃんと積めるか」などを判断します。
マニュアル車は乗り心地が悪く、ミニバンは乗り心地が良いです。
ハイエースやセダンなどの燃費の悪い車に乗っている人は見栄っ張りやクセが強い傾向があります。
前の店を辞めた理由
経験者の場合は前のお店を辞めた理由を聞きましょう。
フロントに不満があったのか、給料体系に不満があったのか、など前のお店を辞めた理由を聞いて、本人の問題なのか、その場合は自分のお店で問題が解決できるのかを判断しましょう。
辞めた理由でよくある例
- 思ったよりシフトに入れなかった
- 店長と合わなかった
- 昼間の仕事が忙しくなった

事前に伝えること
よくあるトラブルなどを事前に防ぐために、面接の段階で注意点を伝えましょう。
その時に、話が合わない場合は採用を見送ることも必要です。
お給料はムラがあるものだということ
繁忙期、閑散期、入店が多い時期、退店が多い時期など、デリヘル業界にはムラがあります。
私の感覚では一年のうち「半年間は暇」「半年間は忙しい」という感じです。
その忙しさのムラに加えて、女の子のスケジュール・お客様のスケジュールに振り回されるのがドライバーです。
そのため、収入にもムラがあるのです。
もちろんドライバーにも生活がありますから収入が落ちるのは仕方ありませんが、暇な時期になるたびに辞めていってはお店が成り立ちません。
暇な時期と感じたら、その1ヶ月〜2ヶ月後には忙しくなっているのがデリヘルです。
「暇だな〜」と思ってもすぐに元に戻るので、すぐに辞めないように業界の流れを説明しておきましょう。
女の子関係のトラブル
女の子に優しくされて勘違いしてしまったり、悪気なく噂話をしてしまって誰かを傷つけたり、ドライバーの仕事も細心の注意を払わないとトラブルに直結します。
このようなことにならないように事前に伝えてあげましょう。
ドライバーの仕事内容を説明する
ドライバーの大事な仕事は実は送迎業務ではありません。
上記のように対人トラブルにならないように、お店の売り上げを下げないようにするのがドライバーの本当のお仕事です。
この辺りもしっかり説明してあげましょう。
その場で採用を決めない
ドライバーが足りてない状態の時はすぐにでも採用を決めてしまいそうなものですが、ここは少し時間をおいて合否の連絡をしましょう。
面接が終わったら「合否の連絡は明日、お電話で入れさせていただきます」と伝え、帰ってもらいましょう。
その場で合否を決めることで仕事を甘く見てしまう人も多いのです。
【まとめ】長い付き合いができる人を採用する
デリヘル業界は非常に狭い業界です。
しかも、ドライバーのネットワークは恐ろしいものがあり、悪質店の噂などあっという間に広まります。
ドライバーを敵に回すとなかなか人が集まらなくなるのです。
お店によってはドライバーを使い捨てのように扱うお店もありますが、そんなことをしていればこの狭い業界の中で限られた人材を集めることはできません。
一人ひとりのドライバーと長く付き合うことが非常に大事なのです。
それにはまずは面接から。
どうか、一流のお店になるために、最高の人材を見極めて逃さないようにしてください。
