

デリヘルの常識をぶっ壊せ!「チェンジ廃止論」
いつも「デリヘルの辞書」を読んで頂いてありがとうございます。
今回は風俗業界特有の「チェンジ」というシステムの話です。
このチェンジというシステム、「好みの女の子が来なかった時に別の女の子に変えてもらえる」という非常にお客様寄りのシステムです。
もちろんお客様の不安を取り除くことは大事なことです。
デリヘルでは電話受付での嘘や過大表現は当たり前ですので、失敗した経験があるお客様も多いでしょう。
やはり、初めて使うお店では「どんな子が来るんだろうか」と不安に思う気持ちは非常にわかります。
実際は「チェンジしてください」と言われることはほとんどありませんが、やはり1000本に一人くらいはチェンジと言ってくるお客様がおられます。
ある程度忙しいお店だと10日に1人くらいですね。
この少数のお客様がチェンジと言ってくる上で色々な問題が起こるのです。
実際にあった「チェンジの悲劇」
昔、こんな話がありました。
デリヘルBというお店の話です。
常連のお客様のところにYさんという女性を派遣した際、入室5分後くらいにお客様がお店に電話してきて「チェンジしてください」と言われたそうです。
その時対応したスタッフも「何とかそのまま遊んでもらえませんか?」と食い下がったのですが、「今来たとこなのに何でチェンジできないの?」と捲し立てられ、結局チェンジを受けたそうです。
その後、女の子に話を聞くと、「お客様がシャワーを浴びてくれなかった」ことで女の子と拗れてしまい、チェンジされたそうです。
お客様のところには他の女の子を再度ご案内し、無事に遊ばれたそうです。
チェンジの原因は「女の子」か「お客様」か
この話のポイントなのは「チェンジするほどの理由があったか」です。
チェンジと言われた女の子はもちろん落ち込みますし、モチベーションは下がります。
最悪の場合、自信を無くしてお仕事を辞めてしまうかもしれません。
もちろんこちらの女の子に非があった場合はチェンジに応じてもよいと思いますが、今回の場合はシャワーを浴びてくれないお客様に問題がありますよね?
移動時間を使ってお客様のところに行き、お客様のわがままでお仕事が無くなり、心は傷付き、しかもチェンジの場合はお給料は入ってきません。
これではあまりにも女の子がかわいそうです。
そして、そのような理由でチェンジを受けたフロントスタッフ側にも不信感が残るでしょう。
この場合は、しっかりチェンジの理由を聞いて、お客様を注意すべきだったと思います。
この一件で僕が思ったことは「チェンジというシステム自体を廃止にした方がいい」です。
もちろん、受付の時に「刺青が無い子で行きます」と約束して、刺青が入った女の子を案内するなど、わかりやすい嘘をついたり、女の子が失礼な態度を取ったりしてお客様に怒られるならわかります。
ですが、大半は理不尽なことを言われるものです。
しっかり話を聞けるスタッフがジャッジしないとロクなことになりません。
もし、チェンジを廃止できればトラブルが一つ減ります。
その分お客様をしっかり安心させてあげることができれば全く問題ないと思います。
貴方のお店でも一度、ご検討ください。
